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【コーフィールドC】メールドグラース、大外まくった!史上初の海外でG1初挑戦V達成

後方から一気にライバルをのみ込んで圧勝したメールドグラース(左)

◆第142回コーフィールドC・豪G1(10月19日・芝2400メートル、コーフィールド競馬場、良)

 オーストラリアのG1、コーフィールドCは19日、コーフィールド競馬場の芝2400メートルで争われ、日本のメールドグラースが勝負どころから大外をまくって、そのまま突き抜ける豪快な競馬で優勝。今春の日本でもコンビで重賞2勝に導いたダミアン・レーン騎手(25)=豪州=の手綱でG1初制覇を達成した。G1初挑戦が海外となった日本調教馬が勝利を挙げるのは史上初の快挙だった。

 海を渡った異国の地でも、充実一途の4歳馬の勢いは止まらなかった。発馬を決めたメールドグラースだが、18頭立ての17番枠。レーンはせかさず下げて、後方2番手で脚をためた。勝負どころの最終コーナーの手前で一気に進出。直線入り口では広がった馬群の大外とはなったが、抜群の手応えのまま抜け出すと、ゴール前も余裕十分に後続の猛追をしのいだ。

 「思っていたより早めに先頭に立ったが、直線の伸び脚がよかった」とレーンは笑顔。国内外通じて初のG1挑戦を簡単に勝利で飾ってみせたパートナーの強さに舌を巻いた。

 初の海外、しかもG1で、距離もキャリア最長の2400メートル。高い壁も、清水久調教師は克服可能と信じて送り出していた。「元々もっと長いところを考えていた馬。それに日本でもどの競馬場でも関係なく走ってますから。ブリンカーを着けだしてから、ちょうど力もつけてきて、すべてがいいタイミングでかみ合い、集中して走れるようになったことが大きいです」

 これで今年1月から続く連勝は6に。当時はまだ1000万(現2勝クラス)だったが、まさに破竹の勢いで頂まで上り詰めた。今後は海外続戦ならメルボルンC(11月5日、フレミントン競馬場、芝3200メートル)が目標。「日本代表として恥ずかしい競馬をしたくない気持ちがあったので、本当によく頑張ってくれました。最高の結果になりました」とトレーナー。看板馬キタサンブラックの引退から2年足らず。厩舎に新たに誕生したG1馬として、メールドグラースが新たな戦いに飛び込む。

 ◆メールドグラース 父ルーラーシップ、母グレイシアブルー(父サンデーサイレンス)。栗東・清水久詞厩舎所属の牡4歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算18戦8勝(海外1戦1勝)。主な勝ち鞍は新潟大賞典・G3、鳴尾記念・G3、小倉記念・G3(いずれも19年)。総収得賞金は4億1622万8000円(海外2億3276万円)。馬主は(有)キャロットファーム。

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