【甲府】自動昇格黄色信号 佐藤和弾も1点届かず…東京Vに今季初同一カード連敗

前半28分、シュートがクロスバーに当たって外れ、悔しがるMF小椋(中)

◆明治安田生命J2リーグ第37節 東京V2―1甲府(19日・味フィ西)

 J2ヴァンフォーレ甲府は、東京Vに1―2で敗れた。前半8分と15分に立て続けに失点。後半35分にFW佐藤和弘(29)のゴールで1点差に詰め寄ったが、追いつけなかった。栃木とホームで引き分けた前節に続き、中位の東京V相手に痛すぎる取りこぼし。J1昇格レースに大きく影響する痛恨の黒星となった。

 0―2の後半35分、声を上げ続けた甲府サポーターの目の前で、反撃のゴールが決まった。途中出場のFW金園英学(31)が落としたボールを、FW宮崎純真(19)が拾い、FW佐藤和が右足で決めた。残り時間は、まだ10分あった。なおも一方的にゴールに迫り、シュートを浴びせた。だが、あと1点が取れなかった。

 東京Vには6月15日にもホームで敗れており、同一カード連敗は今季初。「ボール保持者に自由を与えたのが失点の要因かなと思う」と伊藤彰監督(47)。先制点を奪われたのは前節の栃木戦(1△1)と全く同じ前半8分。課題だった試合の立ち上がりで、同じように失点を許し「柏や大宮相手の時にあった、何が何でも勝つという(試合の)入りじゃなかったのかもしれない。僕の責任だと思う」と厳しい表情だ。

 前半8分に右サイドを破られて失点。その7分後には痛烈なミドル弾を突き刺された。甲府も前半27分にゴール前の混戦からFWウタカ(35)らが立て続けにシュートを放ったが、相手GKとクロスバーに2度跳ね返された。先発復帰したFW曽根田穣(25)も決定的なシュートを放ったが決められず。「決めていたら試合は変わっていた。責任を感じます」と悔しがった。

 暫定8位に後退。自動昇格圏の2位・山形とは、残り5戦で6差。数字上では可能性は残っているものの、6位以内の昇格プレーオフ進出が現実的な目標となりつつある。「どういう状況であろうと、勝ち続けるだけ」とDF小出悠太主将(24)は前を向いた。(西村 國継)

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