山田火砂子監督「どうしても映画にしたい」 「一粒の麦 荻野吟子の生涯」26日から公開

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 87歳の山田火砂子監督がメガホンを執った「一粒の麦 荻野吟子の生涯」が26日から順次、全国で公開される。

 昨年、一部の大学医学部入試で合否判定の際に女子受験者が不利となる問題に憤りを感じた山田監督が、「どうしても荻野吟子を映画にしたい」と製作を決意。明治時代、17歳で結婚しながら夫から性病を移され、19歳で離婚。その後、医師を志して日本初の女性医師となり医院を開業する一方で、キリスト教に入信して牧師の志方之善と再婚して社会運動に取り組み、女性の地位向上、社会福祉活動に力を注いできた荻野吟子の生涯を描いている。山田監督は「社会が変わらないのは女性が弱いから。この映画を若い人にも見てほしい」と呼びかけた。

 出演は若村麻由美、山本耕史、賀来千香子、柄本明、佐野史郎、渡辺梓ほか。映画は26日に東京・新宿のケイズシネマ新宿、埼玉・熊谷市の熊谷シネティアラ21で上映が始まり、順次、全国各地で上映される。映画の公式サイトはhttps://www.gendaipro.jp/ginko/

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