将棋の里見が女流王位を就位「気負いは程良く」 21年ぶり2人目のクイーン王位に

就位状を受け取った里見香奈女流王位

 将棋の第30期女流王位就位式が17日、東京都千代田区で行われ、里見香奈女流王位(27)=女流名人、清麗、女流王座、女流王将、倉敷藤花=に就位状が贈られた。女流王位獲得通算5期となり「クイーン王位」の称号も正式に授与された。

 里見は4~6月に行われた5番勝負で昨期タイトルを奪われた渡部愛・現女流三段(26)に挑戦。シリーズ3勝1敗で女流王位を奪還した。「クイーン王位」の称号は1998年度に清水市代女流六段(50)に与えられて以来、21年ぶり2人目となる。

 淡い黄色の振袖姿で壇上に立った里見は「昨年、女流王位を失ってしまいましたが、またタイトル戦の舞台で指せる喜びとともに、自分の持つ力を出し切ろうと思ったのが良い結果につながったのかなと思っています。気負いは程良くありましたが、緊張感は強く感じず、のびのび指すことができたと思っております」と謝辞を述べた。

 日本将棋連盟会長の佐藤康光九段(49)は「里見時代が続いていますが、今後も先頭に立って女流棋界を引っ張っていただきたいです」とエール。乃木坂46の元メンバーで将棋親善大使の伊藤かりん(26)は「私も里見さんのように芯の強い女性になりたいです。あと、仲良くなりたいので今度、食事でも…」と憧れの視線を送っていた。

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