岸恵子、12年ぶりの主演作…戦争体験を明かす

制作会見に出席した(左から)山口まゆ、渡辺美佐子、岸恵子、清原果耶、伊東四朗

 女優の岸惠子(86)が22日、都内でNHK特別ドラマ「マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~」(8月8日、後10時)の制作会見に出席した。

 キャリアのためにフィリピン・マニラに赴任した女性と現地の日系2世の女性が友情を育むが、戦争に巻き込まれていく戦争作。12年ぶりに主演を務める岸は、「このシナリオを拝見した時に何年もカメラの前に立っていませんが、これは出たいと思いました」と笑顔。「私はフィルムを大事にする時代だったので、同じシーンを撮り直すのにビックリしました」と撮影方法の変化に戸惑ったようだが、「心に染みた。すごくいいドラマだと思いました」と胸を張った。

 第2次世界大戦時、子どもだった岸は「空爆で逃げました」と告白。さらに、「『子どもはみんな防空壕(ごう)だ』と連れて行かれましたが、ここにいたら死ぬと思って1人で逃げました。その防空壕(ごう)は土砂崩れなどで全員亡くなってしまいました。飛び出した地獄を1人で生きのびました」と戦争体験を明かした。

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