宮迫&亮、吉本からの圧力を暴露 第三者委員会で全容解明を…記者の目

神妙な顔つきで会見に臨む宮迫博之(左)と田村亮(カメラ・小泉 洋樹)

 闇営業問題で、19日にマネジメント契約を解消された「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)、謹慎中だった「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)が20日、都内で謝罪会見を行った。宮迫は詐欺被害者らに涙を流して謝罪。一方で早期会見を希望したが、吉本興業側に拒否され、岡本昭彦社長から「(会見を開いたら)全員クビにするから」などと圧力を受けていたことを暴露。両者の溝が浮き彫りになった。また、引退に関して「考えられません」と否定した。

 宮迫博之、田村亮が自力で開いた会見は「謝罪」会見というよりも、「暴露」会見の様相となった。

 2人は吉本興業とのここまでのやりとりを明かした。金銭授受を否定し、厳重注意処分を受けた翌日に、金銭授受があったことを認めたが吉本側から「静観しましょう」と言われ、公表まで16日間ものブランクがあったこと。会見を開きたいと申し出たところ「連帯責任で全員をクビにする」と脅されたことなど。すべて真実かは不明だが、衝撃発言の連続だった。

 ここまで騒動が長期化し、泥沼化したのは、タレントだけでなく会社にも同じような空気感がまん延していたからではないだろうか。「ばれなければ大丈夫」「必要以上に事を荒立てたくない」。宮迫の発言が事実なら、個人だけでなく会社ぐるみでの隠蔽体質が明らかになったと言ってもいいだろう。

 自己保身のために虚偽の発言をすることは人間である以上、あり得る話だ。いち早く軌道修正すればここまで長期化することはなかった。

 19日に契約解消を発表する際、宮迫だけでなく亮も同時に契約解消されると言われていた。ふたを開ければ宮迫1人だった。亮を“人質”にしていれば2人がタッグを組んで会見することはないと踏んでいたのかもしれない。そう邪推もしてしまう。

 会見を見て、会社への不信感を増す所属タレントもいるだろう。辞めるタレントが出ないとも限らない。会社が会見したとしても、水掛け論になりかねない。今後は信頼できる第三者委員会などでの全容解明が求められる。(高柳 義人)

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