宝塚花組・明日海りおが横浜アリーナで1万人コンサート 誕生日イブに「忘れられない一日に」

宝塚歌劇花組の横浜アリーナ公演「恋スルARENA」で、自らデザインした衣装で歌うトップスター・明日海りお(右)と、新トップ娘役・華優希

 宝塚歌劇花組トップスター・明日海(あすみ)りおのコンサート「恋スルARENA」が25日、神奈川・横浜アリーナで華やかに初日を迎えた(26日まで)。歌劇団の同アリーナでの公演は初めて。創立105周年の歴史でも、過去最大規模の使用会場となった。

 明日海は冒頭、自身がデザインを手掛けたポップなストリート系ファッションでステージへ。「皆さんに恋するような気持ちをお届けしたい」と、花組メンバーとともに計38曲を1万人のファンを前に熱唱した。男役の象徴・黒えんび服のほか、淑女への“魅惑の変身”など、多彩な衣装で楽しませた。

 この日は、4代目のパートナー役に迎えた新トップ娘役・華優希(はな・ゆうき)の初のお披露目の場にもなった。明日海から「恋するニューヒロイン、はなちゃんです!」と紹介され、アイドル風のドレスでAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を披露した。また、4月に古巣の月組へ異動になった前花組の鳳月杏(ほうづき・あん)も特別出演し、会場を盛り上げた。

 明日海は11月24日をもって宝塚を卒業するため、サヨナラにちなんだ楽曲も用意された。公演前のインタビューでは「怖くてしんみり歌えない。退団はまだ先だし…」と話していたが、山口百恵さんの引退曲「さよならの向こう側」などを情感を込めて歌った。また、100周年の14年に開催された組対抗大運動会で最下位になった「5年前の傷」を癒やすべく、スタッフにお願いした運動会パフォーマンスも。「これでラストステージにまい進できます」と満足げだった。

 横アリ2デイズの2日目となる26日は、明日海のバースデー。1日早く誕生日ケーキを贈られ、「U.S.A.」のダンスで組子と一体に。「みんなと『U.S.A.』ができてうれしかった。忘れられない一日になりました」と笑顔を見せていた。

最新一覧