【ロッテ】ソロ4発で広島・大瀬良斬り 直球とカット系の2球種に絞り「狙い通り」

1回2死、中村奨が先制の中越えソロ本塁打を放つ

◆日本生命セ・パ交流戦 広島3―6ロッテ(19日・マツダスタジアム)

 ロッテが小刻みなアーチ攻勢でコイのエースを粉砕した。まずは中村奨が先制パンチを見舞った。初回2死。通算8打数無安打5三振に抑えられていた天敵・大瀬良の直球を中堅左に放り込んだ。5年目で初の10号到達には関心を示さなかったが「フェンスを越すとは思わなかった。うまく打てましたね」と納得の表情を浮かべた。

 3回には荻野がカットボールを左翼席へ運び、5回には田村がスライダーを左翼席上段へ運んだ。仕上げは3―1の6回2死でレアードが内角の直球をさばき、中越えに5年連続となる20号。「5年連続で20本打てたのは自分にとって名誉なことだし、意義深いものだね」と喜びをかみ締めた。

 試合前のミーティングでは今季から加入した行木(なめき)チーフスコアラーがナインに狙い球を指示。「ほぼ直球とカット系。絞りやすかった。狙い通り」(同スコアラー)と話したように、個々の選手が2球種に対して強振していった。

 敵地マツダでは10年5月26日以来、9年ぶりの4発。7回には藤岡、菅野、田村の3連打などで2点を奪い、セ界防御率トップの右腕をKOして連勝を飾った。66試合目で早くもチーム本塁打数は昨季の78を上回る81。今季のロッテにはデータ戦略&飛び道具という大きな武器がある。(長井 毅)

 ロッテ荻野(3回の4号ソロが昨季を超えるチーム79本目のアーチ)「もう超えたんですか? 恐ろしいですね」

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