【広島】打線組み替え奏功で連敗ストップ 7番降格のバティスタ2度の同点打

2回1死一、二塁 バティスタは同点二塁打を放つ

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天2―4広島(16日・楽天生命パーク)

 広島の打線組み替えが奏功して逆転勝ち。9日のソフトバンク戦以来1週間ぶりの白星で連敗を3でストップ(1引き分け挟む)。リーグ首位を死守した。交流戦開幕から3カード続いた負け越しにもピリオドを打った。

 テコ入れがハマった。5月は、主に、バティスタ、鈴木、西川、会沢の3~6番の打順で球団新記録の月間20勝の快進撃を生んだ。だが交流戦に入って14日の楽天戦まで10試合のチーム打率が12球団で唯一2割を切る1割9分8厘と低迷。緒方監督ら首脳陣は3番から西川、鈴木、会沢、安部と打順を入れ替え、試合前まで13打席無安打だったバティスタを7番に据えた。

 そのバティスタが1点ビハインドの2回1死一、二塁から外角低めのカーブにうまく合わせて同点の左翼線適時二塁打。やはり1点ビハインドの6回2死三塁でも外角低めのチェンジアップに食らいついて同点の左越え適時二塁打を放った。「打順は関係ない。一番大事なのはスタメンで出て、この日のような打撃を続けること」。マジメなドミニカンは打順降格の悔しさを押し殺して語気を強めた。

 決めたのは新3番の西川だ。7回2死二塁。2ストライクに追い込まれてから、地面スレスレのチェンジアップを左前に運んだ。東出打撃コーチに「天才」とたたえられる巧打者ならではの曲芸打法に「余裕でボール球でした」と照れ笑いを浮かべた。普段の5番から3番に変わったことについては「あんま気にしていない。(3番なら)初回に必ず回るということくらい」と普段通りに試合に臨めたという。

 投手陣も先発・ジョンソンが6回2失点でチームトップタイの6勝目を挙げた。雨脚の強かった1、2回は「マウンドがぬかるんだ影響で、ランディングする足(右足)が滑ってリズムを崩した」と振り返ったが3回以降は無安打無失点で凡打の山を築いた。中村恭、レグナルト、フランスアの中継ぎ陣も無失点リレー。緒方監督は「投手も野手もしっかり役割を果たしてくれた」と笑顔。交流戦11位のロッテが勝利したため、交流戦最下位の脱出はお預けとなったが、18日からのマツダ6連戦(対ロッテ、オリックス)につながる快勝劇だった。

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