フェンシング見延和靖がGP2勝目の快挙から帰国 憧れは織田信長「いつか、教科書に…」

グランプリ2大会を終えて帰国した、フェンシング男子エペのエース・見延和靖

 フェンシング男子エペの見延和靖(31)=ネクサス=が21日、グランプリ(GP)2大会から成田空港へ帰国。3月の初優勝に続き、5日のGP・コロンビア大会個人で日本勢初となる2勝目を挙げる快挙を成し遂げた。五輪選考レース初戦ともなったGP2勝目を振り返って「調子はいいとは言えなかった。(決勝では)自分の強みを生かして、相手の弱みをつく、戦術で勝てたと思う。いいスタートが切れた」とうなずいた。

 世界ランクは日本勢歴代最高の2位まで上昇。第一の目標に「世界ランク1位と“世界最強のフェンサー”になること」を掲げるため、「まだ通過点」と強調した。さらに戦国武将の織田信長に憧れを抱くエースは「いつか、教科書に載りたい」と野望も胸に秘める。

 フェンシングは08年北京五輪で太田雄貴(33、現・日本協会会長)がフルーレ個人で初の銀メダル。12年ロンドン大会でも太田氏らの男子フルーレ団体が銀メダルを獲得。ただ、男女通じて金メダルがない。東京五輪まで1年余り。6月には五輪代表選考に重要なアジア選手権(千葉ポートアリーナ)が控える。「オリンピックに向けて、ライバルを突き放すチャンス。ここで勝たないといけない。一息ついている暇はない」と見延。早くも次戦を見つめていた。

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