炎鵬、栃煌山に敗れて新入幕の勝ち越しお預け

栃煌山(右)にはたき込みで敗れた炎鵬

◆大相撲夏場所10日目(21日・両国国技館)

 今場所新入幕で、168センチと幕内最小の西前頭14枚目・炎鵬(24)=宮城野=が、元関脇の西前頭11枚目・栃煌山(32)=春日野=にはたき込みで敗れて3敗目を喫した。勝ち越しに王手をかけていたが足踏み。「全てが中途半端だった。力入っちゃいました」と、唇をかんだ。

 左を張られた立ち合いから栃煌山の下に潜り込み、一度は土俵際まで追い詰めたが、頭を下げられはたき込まれた。「立ち合いは完全に見切られちゃいました。(土俵際も)もっていける力がなかった。自分も冷静にいかないと」と、終始反省。この日の朝の稽古後、「小兵には強いイメージ」と語っていた実力者に屈した。

 初めて幕内の土俵を踏んだ夏場所。小兵力士としてこれまで7勝3敗と、躍動している。この日の幕内土俵入りでも、一番の歓声。「ひねり王子」の異名を取る業師はこれまで、小さい体を駆使してファンを魅了している。勝ち越しをかける11日目の相手は友風(24)=尾車=。「明日しっかり自分のいいコンディションに持って行きます」と、気持ちを切り替えた。

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