【巨人】山本、トドメの2点三塁打「球種と配球をシミュレーションしてます」

8回2死一、二塁、2点適時三塁打を放った山本

◆阪神4―12巨人(19日・甲子園)

 山本の一打でトドメを刺した。6点のリードが3点に迫られた8回2死一、二塁。その名がコールされた。外角高めの直球を狙い、踏み込んだ。打球は右中間を破る。黒土の戦場を全力疾走し、三塁に到達した。今季初打点となる2点三塁打に「内側からコンパクトにバットを出すことができました」とうなずいた。

 後続の勢いも止まらない。相手の失策にもつけ込み、代打・阿部の適時打、坂本勇の2ランでこの回一挙6得点。相手の戦意は喪失し、勢いは鎮火した。原監督は山本の打撃を「いやぁ、大きいね。見事だね。見事ですね」と絶賛。だが、当の本人は「打席で自分のバッティングができて、結果が付いてきた。(戦意を喪失させたというのは)後付けです」と謙遜した。

 16日に今季初昇格。即スタメン起用されマルチ安打と、全力のヘッドスライディングで魅了した。これまで計3試合で計4打数3安打、打率は7割5分と、少ないチャンスでも結果を出し続けている。「試合の準備を何よりも大事にしています。相手投手の映像を見て、球種と配球をしっかりシミュレーションしてます」。今後も背番号「56」に目が離せない。(玉寄 穂波)

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