【楽天】安楽、6回4失点粘投も今季初勝利&球団通算900勝はお預けに

◆楽天4―5オリックス(19日・楽天生命パーク)

 今季3度目の先発となった安楽智大投手(22)は6回を投げ7安打4失点。スタメンマスクの足立祐一捕手(29)は今季初安打となる1号ソロを放つなど、女房役ももり立てたが、9回に青山が頓宮に決勝ソロを被弾。安楽の今季初勝利と、楽天の球団通算900勝はお預けとなった。

 ただ悔しかった。チームの敗戦を見届けた安楽は、うなだれるように肩を落とした。6回4失点の粘投も勝ち星はつかず。2度のリードを守り切れずに初勝利を逃し「野手の皆さんが逆転してくれたあとに逆転を許してしまって、皆さんに申し訳ないです」と言葉を絞り出した。

 2回先頭、ウィーラーの左越え5号ソロで先制した。だが直後の3回、大城に左翼席へ運ばれ追いつかれた。2―2で迎えた5回、再び味方が1点を加えて勝ち越したが、6回は連打を浴びるなど2失点。平石洋介監督(38)は「立ち上がりから、そんなに悪くはなかった。こっちが勝ち越した後、粘らないといけないところで粘れなかった」と、右腕にさらなる奮起を促した。

 女房役、足立の頑張りも実らなかった。まずは初回1死一塁。弾丸のような送球で、二盗を狙った一塁走者・西浦を刺した。さらに5回2死一塁では、大城の盗塁を阻止。守りでリズムを作ると、最大の見せ場は7回だった。2死走者なし。山岡の外角直球を強振すると、打球は左翼席で弾んだ。今季初安打が、2季ぶりとなる今季1号。ただ本人は「その前のバント失敗。そっちですよね」と真っ先に反省の弁を口にした。5回無死一塁の場面で、バント失敗に終わったことを猛省した。

 オリックス戦は引き分けを挟んで3連敗。球団通算900勝はお預けとなった。指揮官は「オリックスにはやられているけど、気持ちを切り替えていきたい」と巻き返しを誓った。20日のオリックス戦では、16日の西武戦で右首付近に死球を受け離脱中の島内を復帰させる方針。「つなぐ4番」が戻る土曜日こそ“メモリアルな1勝”をつかみ取る。(高橋 宏磁)

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