森昌子、年内引退に「わがままをどうか許して」全国ツアーで引退を生報告

引退発表後、初めてステージに立った森昌子

 年内で芸能界引退する歌手の森昌子(60)が26日、埼玉・飯能市市民文化会館で「森昌子 祝還暦コンサート~爆笑!コントで綴る昭和歌謡パート3~」を開催し、全22曲を歌唱した。昼夜2回公演に駆けつけた約2000人のファンへ「今年いっぱいで歌の道から引退させて頂きます」と涙ながらに引退を生報告した。

 引退発表後、初のコンサートは森が小学2年生の少女「ま~ちゃん」になりきる歌謡コントで笑いに包まれながらスタート。コーナーの最後にはセーラー服姿で学園三部作のメドレーや「おかあさん」とデビュー当時のヒット曲を披露した。

 歌唱パートでは、代表曲「哀しみ本線日本海」(81年)「立待岬」(82年)などを歌い上げ、終盤には「越冬つばめ」(83年)を歌った後、改めてファンへ引退を発表した。会場からは「早すぎるよ!」と惜しむ声も上がった。

 86年に前夫との結婚を機に芸能界を一時引退。3人の息子たちの子育てに専念し、2006年に「バラ色の未来」で20年ぶりに再デビューした。「そんな私を笑顔で迎えてくださったファンの皆さんにはどんなに感謝しても足りません。それなのに何のお返しもできないまままた居なくなります。本当に申し訳ない気持ちで一杯です。でも、私なりに考え抜いた結論なんです。私のわがままをどうか許してください」と頭を下げた。

 一度は第一線から退いた身。だからこそ、長年支え続けたファンには感謝してもしきれないほどだ。

 「振り返れば私の人生も色々なことがありました。皆さんと同じように決して楽しいこと嬉しいことばかりでなく、雨の日も風の日もあって、時には心が折れた夜もありました。でもその度に皆様の優しさに助けて頂きながらどうにか今日まで歩んでくることができました」。

 最後は「たった一度の人生残された時間は大いに楽しんで生きていこうよ」という思いが込められた最新曲「あなたの愛に包まれながら」を熱唱。森の言葉に涙を流すファンの姿もあったが、大きな拍手に包まれながら幕を下ろした。

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