山県亮太&福島千里がIMGアカデミーでの米合宿から帰国…山県はライバル・桐生の好タイムにも冷静

成田空港に帰国した福島千里

 16年リオ五輪男子400メートルリレー銀メダルの山県亮太(26)と女子で五輪3大会出場の福島千里(30)=ともにセイコー=が26日、米フロリダ州のIMGアカデミーでの約1か月間の合宿を終えて成田空港に帰国した。山県は「すごくいい環境でトレーニングに集中できたので、発見や気づきがたくさんあった」と語った。福島も「素晴らしい環境だった」と充実の表情を見せた。

 合宿中の22日に行われた競技会で、山県は100メートルに出場し、2・1メートルの追い風参考で10秒18をマーク。全体の1位だったが「冬季に課題として取り組んできたスタートもよくなかった。一番いい時の走りと比べると切れがないし、重そう。完全には満足がいく結果ではなかった」と悔しがった。福島はけがもあり、久々のレースに臨んだ。100メートルに出場し11秒96をマーク。「スタートラインに立てたことがよかったし、痛みもあまりなく走れた。レース直前の練習も順調にできた」と振り返った。

 23日にオーストラリアのブリスベンで行われた競技会で、ライバルの桐生祥秀(23)が10秒08(追い風2・0メートル)と好タイムをマークした。山県は「さすがに仕上げてきている。力のある選手だとわかっていた。桐生選手だけでなく、他の選手にも勝てるようにしないといけない」と冷静に語った。

 今後は2選手とも、今秋に世界選手権が開催される地、ドーハで行われるアジア選手権(4月21~24日)に臨む。「練習でもっといいスタートをできるようにして、自己ベストに近い記録を出したい」と山県。福島も「今の状態だと高望みかもしれないけど、世界陸上の標準記録(11秒24)を頭に入れて走りたい」と意気込んだ。

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