元幕内・天鎧鵬が引退を発表。年寄り「秀ノ山」を襲名

引退会見で涙する天鎧鵬

 日本相撲協会は23日、大阪・エディオンアリーナ大阪で理事会を開き、元幕内力士の天鎧鵬(てんかいほう、34)=尾上=の引退と、年寄り「秀ノ山」の襲名を承認した。同日、天鎧鵬は引退会見を開き、「多くの声援を頂き、支えていただいてありがとうございました」とと挨拶した。

 約12年の大相撲人生。最高位は、西前頭8枚目だった。会見冒頭、「番付は、自分の最高位以上にいっぱいあるけど、やりきったという思いがある」と晴れやかな表情を見せていた。だが「師匠とおかみさん、家族や両親の支えがあった。もう一度(関取に)上がれなかったのは心残り」と周囲への感謝を述べると、涙をぬぐった。

 今後は部屋付きの親方として、行進の指導にあたる。「自分がお客さんを沸かせるような相撲を取れていないので、お客さんに喜んでもらえるような力士を育てたい」と、抱負を語った。

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