日大三・小倉監督が明かした秘話 元法大野球部監督の五明公男氏の通夜営まれる

 日大三高の小倉全由(まさよし)監督(61)が15日、同校の猛打の“ルーツ”を明かした。この日、東京・町田市の南多摩斎場で営まれた、元法大野球部監督で1日に大動脈解離のため亡くなった五明(ごみょう)公男氏(享年75)の通夜で語った。

 関東一高の監督だった25歳当時、知人のすすめで一緒に食事をしたのが五明監督だった。そのときに「相手チームに江川(卓)がいたらどうしますか」と質問したという。江川は150キロを超える剛速球を武器に、五明監督のもと、法大時代に4季連続優勝(1976年春から77年秋)するなど活躍した投手。その攻略法について、五明監督はこう、答えた。

 「速いボールで練習してもダメ。緩いボールを引きつけて打つのが大事」

 それから、小倉監督はピッチングマシンをカーブに設定し、五明監督流の打撃を実践。2001年に実を結んだ。日大三高を率いた夏の甲子園で、6試合連続2ケタ安打という圧倒的な打力で優勝した。「このバッティングは五明先生の教えです」と話す表情は誇らしげだった。

最新一覧