【浦和】仙台キラー12戦14発・興梠で開幕ダッシュ「ハードワークして勝ちにいく」

セットプレーの練習をする(右から)長沢、興梠、阿部、杉本、槙野ら浦和イレブン

 リーグ、ACLの2冠を掲げる浦和は23日の明治安田生命J1リーグ初戦、アウェーで仙台と対戦する。元日本代表FW興梠慎三(32)は13年に鹿島から移籍後、仙台戦は12試合で14得点を決めている仙台キラー。直近8試合で不敗と圧倒している相手に「ハードワークして点を決める」と自身のゴールで開幕ダッシュを狙う。

 プロ15年目の興梠が今年も仙台戦で主役になる。13年に浦和加入後、仙台相手に12戦14発。特にアウェーでは13年から5年連続ゴールを挙げ、2得点は4回と暴れてきた。本人は「たまたま点を取れてるだけ」と言うが、17年には慢性的な左ひざ痛が万全だったタイミングだったことも影響し、ホームでハットトリック、アウェーで2ゴールを決めた。暑さが厳しい夏場ではなく春と秋に当たることが多いことも好都合。利き足の右足だけでなく、左足、頭でも得点してきた大のお得意様だけに「僕も楽しみ。点を決めたら自分自身も乗ってくる」と対戦を待ち望んだ。

 仙台戦は直近の8試合で6勝2分けと圧倒している。今季はC大阪から新加入のFW杉本と強力な2トップを結成。最終ラインからボールをつないでくる仙台に対し「しっかり前から守備をして、カウンターが一番効くと思う」と必勝を誓う。

 新戦力では、横浜Mから加入のDF山中が左ウィングバックで先発が濃厚だ。20日の紅白戦で主力組に入ったばかりで連係は完璧ではないが、興梠は山中からの高速クロスに飛び込んでシュートを狙うなどイメージを膨らませる。「山中はクロスの精度も高い」と新ホットラインに期待した。

 興梠は沖縄キャンプは体調不良で2度離脱。実戦1試合のみで迎えた16日のゼロックス杯、川崎戦(0●1)はシュート0本に終わり、チーム全体でも1本。そこから「試合勘が戻った」と初戦に向けてコンディションを上げてきた。

 昨年は佐藤寿人(現千葉)、エジミウソン(浦和ほか)に並ぶJ1タイの7年連続2ケタ得点を記録。今季も「10ゴール以上」を掲げる。昨季、開幕5戦未勝利で迎えた仙台戦で得点してチームに初勝利をもたらしたエースは「ハードワークして勝ちにいく」とエンジン全開でゴールを狙う。(星野 浩司)

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