【中日】松坂、開幕絶望的 ファンとの接触で痛め「右肩の炎症」の診断 古傷の影響とは別

病院での検査を終え、球場に入る松坂

 ファンとの接触で右肩を痛めた中日・松坂大輔投手(38)が12日、沖縄県内の病院で検査を受け、「右肩の炎症」と診断された。関係者の話を総合すると、2015年夏に手術した古傷の影響とは別で、新たな故障だったことが判明。今後もノースローを続けるが、今キャンプはまだブルペン投球を行っていない調整段階からすると、開幕ローテ入りは絶望的。キャンプを離脱して、セカンドオピニオンを求めることが濃厚となった。

 松坂は、この日午前に診察を受けてから北谷球場入り。室内を中心に約3時間、汗を流した後、「球団からリリースがあると思います」とだけ話し、球場を後にした。与田監督は全治などのメドを明かさなかったが「北谷がいいのか、沖縄を離れた方がいいのか。いろんな選択肢が、お医者さんの見解になると思う」と2軍落ちだけでなく、キャンプ離脱の可能性をあらためて明かした。

 球団はこの日、松坂が故障したサブグラウンドと三塁の通用口を結ぶ約20メートルの“花道”のコーンの数を増やした。2メートルほどだった道幅も1メートル近く広げ、再発防止の対策を取った。関係者が「これからもう少し具体的に考えないといけない」と話すように警備員の増加なども検討していく。

 与田監督は「本人が一番苦しいし、苦しさを増幅させないようにケアしないといけない。できるだけ次の解決策が出て、そこに向かうことが松坂自身の安心することだと思う」とベテラン右腕を気遣った。キャンプ休日の13日にも、今後の治療やリハビリ方針が明確になる見込みだ。(表 洋介)

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