近鉄OB会の活動終了 元監督・鈴木啓示会長「会員は減るばかり」

近鉄バファローズOB親睦会で乾杯を行った鈴木啓示氏(左)(右は梨田昌孝氏)

 2004年にオリックスに統合された近鉄のOB親睦会が12日、大阪市内で行われ、OB会としての活動を終えた。元監督の鈴木啓示会長(71)は「寂しいけど終わろうや、と(活動終了を)決定しました」と話した。会員は減るばかりで、資金不足も活動終了の理由という。

 同会は球団統合後も近鉄本社から支援金を受け取り、活動してきた。しかし今や近鉄に在籍歴のあるNPBの現役選手は巨人・岩隈、ヤクルト・坂口と近藤のみ。会の存続について話し合いを続けるなか、本社の支援金も打ち切られた。鈴木会長は「一番は入会する人がいないということ」と説明。「球団もなくなった。何とかと思ってずっとやってきたが、限界」と話した。

 この日は楽天前監督の梨田昌孝氏(65)、小川亨氏(73)、羽田耕一氏(65)ら63人が出席。梨田氏は「平成最後にこうやって終わるのは記憶に残るんじゃないか」と語った。「10・19」など多くのドラマを残した近鉄バファローズは、OB会も区切りを迎えることになった。

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